なにもかもが祝福に包まれた日



友人の結婚式に行って来た。
初めて、十字架の前で愛を誓い合う夫婦を見た。
とても神聖な儀式のように感じた。


 丸々とした、髭の生えた外国人の牧師さまがいいキャラクターで、聖歌隊の生の歌声も手伝って、歌ったことのないお祝いの歌も、なぜか歌えて… 
今まで一度もキリスト教のお世話になったことのない私には、「イエス」様の歌を歌い、「神」に愛を誓うことに違和感を感じたけれど、まあ、別に何に誓ってもいい気がした。それが、イエスであろうが、「神」であろうが、両親であろうが、太った髭面のおっさんであろうが、そこに立ち会っているだけで、本人たちは自分自身と愛する相手に誓っているのだから。
一つの節目として、こうやって夫婦となる儀式をすることは、いいと思った。できちゃった婚で式を挙げずに結婚した友達も何人かいるけど。二人にというよりも、親に、見せたい。 花嫁の父親が手をひいてバージンロードを歩き、花婿に引き渡す時のなんとも言えない表情に、涙が止まらなかった。二次会で使った、ブーケをもらっちゃった。まだ結婚式は2回目だけど、前回もブーケをもらったんだよね。ふ−む。
結婚式の日と次の日は、本当に気持ちのいい日で、なにもかもが温かく、柔らかかった。