カメリア


花は椿がいい。一番は首から落ちる薮椿。
その次は牡丹。
新潟の県の木は雪椿で、素敵だ。
「ミス雪椿」っていうのがいて、同じ大学の、顔の3分の1は目なんじゃないかというくらい大きな目の、すごく可愛らしい人がそれに選ばれていたっけ。


最近香水を変えようと思っている。
それも通ずるものは椿が好きということくらいの、『CHANEL』に。そろそろ20代も後半ですし、よいかしら?
友人は『No.5』を使っているが、『No.5』はジュースでいうと『コカコーラ』のような、他を寄せ付けない魅力を持つ香水の王様だと思う。
私がつけるなら『ALLURE』かなと。
『ALLURE』は、多面的なアプローチを実現するために従来の概念を捨てて調香され、互いに重なり調和する6つの香りのハーモニーのうち、どれが最初に香るかは人によって違うという画期的コンセプトで、日によって甘さが強く出たり、さわやかさが強調されたりとその時々によって香りが変化する。



CHANEL
1916年、本格的なチュールのブティックをフランス南西部アキテーヌ地方ビアリッツにオープン。帽子店であったパリ・カンボン通りの店もクチュールの店に切り替える。クチュリエールとしてオートクチュール・コレクションを発表し、当時黒は喪服のみに用いられていたが「ココ・シャネル」は初めて用いた。彼女の思想は"色を多く使う服ほど醜い"というのもとに、シックで着心地のよいファッションを提案。ここからシンプル&エレガンスを追求することになる。シャネルは初めてスーツやフォーマルに下着とされていたジャージー素材を使用。女性のパンツスタイルもシャネルが広めた。



歴史あるブランドは、身につけることによってそのブランドの歴史ごと、身に纏うということだと思う。それに見合った女性でありたい。