1歳の男の子とマイナスイオン


 今日は1歳の男の子と遊んできた。もうめちゃくちゃくちゃ可愛いかった。子供ってこんなに感情を表情豊かに表すもんなんだと感心した。

だいぶ前に怪我をしたらしく、ちっちゃい擦り傷を指差して「痛いの」って悲しい顔でアピールしてくる。そんで「痛いの?かわいそうによしよし。」ってしたら、ころっと元気になってはしゃぎまわって、またしばらくすると思い出したように「痛いのー」って指差してかわいいアピールしてくる。これがたまらなくかわいい。にくい。かわいい。もうメロメロ。1歳の子ってもう「怒られてちょっと悲しい。しゅん」とか「また怒られたからちょっぴり嘘泣き」とか、そんな人間らしい行動をするんだね。泣くか笑うかどっちか、じゃなくて。「かなしい」表現もここに挙げただけでもう3つもある。

 本当になんてピュアな生き物で、こんな子になにか悪いことをしようとするヤツがいたら、なんとしてでも守ってあげたいと思った。自分では守れないから。これが母性ってやつかな。まあ他人の子でもこんだけ可愛いんだから、自分の子だったらどんだけかわいいんだろうねえ。
「子供好きなんだねー!」と言われたけど、そんな実感はあんまりないからピンとこない。「子供が好き」っていうより「子供がめちゃくちゃかわいいと思う」という方が的確。なんか帰ってきてから清々しい気分。絶対あの子からマイナスイオンが出ていたに違いない。癒された。


明日もあの子に会いたい。
…けどお母さんの迷惑になるからしばらく我慢しよう。近所に一人欲しい。