オジさまって


 珍しく、『社会人』らしくお酒を飲んだ。

上司のオジサンたちとカラオケ。『木綿のハンカチーフ』より古い歌のレパートリーが無いー!
平均年齢55歳過ぎだから、もう聴いた事が無い曲ばっかり。
おじさんたちは歌がうまい。聴き入ってしまう。十八番を今まで何度も何度も披露してきたんだろうなあ。歌に重みを感じた。歌詞の素晴らしさと、声と、歌っている方の長い人生とが相俟って歌に深みが出ていた。普通の気の弱そうなおじさんが、ものすごく気持ち良さそうに上手に歌を歌っている姿がとても印象的。みんなそうやって懐かしみながら、また歳を重ねていくのだろう。

自分が50になった時、どんな歌を歌っているかなあ。